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昇剛 00

昇剛のヘルプファイルを転載

終生の友

マカベ サンジュローとトシローは幼いときに孤児になり、生まれ育ったコロニーの陸軍士官学校に入学し、すぐにマカベ兄弟はクラとキャサリンの姉妹と友達になった。クラとキャサリンはコロニーに家族で駐屯する ナサニエル アッカラジュ艦長の娘たちだ。痩せこけてチビのためによくガキ大将にいじめられていたオガタ バクとも友達になった。

弟のサンジュローは何をやっても成功した。賢く明るく自信に溢れ、ユーモアのセンスもあったので人気があった。一方、兄のトシローは両親を失ったことに深く傷ついていた。弟よりも悪がしこく慎重派で、口数が少ないために友達ができにくい性格だった。子供なら誰でも感ずるように、トシローは弟の人に好かれ社交的な性格をうらやましく思っていた。特に、サンジュローの魅力による人気を憎んでいた。

クラとサンジュローは憎しみあいながらも愛し合うようになった。彼らはお互いにからかったりいじめあったりしていたが、それは単に手の込んだ未熟なじゃれあいともいうべき愛情表現でしかなかった。結局、周囲のほとんどが早くから見抜いていたとおり、2人は恋人同士になった。

サンジュローと仲間たちが士官学校を卒業してまもなく、アッカラジュ艦長の妻がコロニーでの襲撃によって死んだ。状況は複雑だった。アッカラジュは妻の危機を知っていたが、戦線にとどまることを選んだのだった。彼は妻を捜索するために司令官代理の派遣を依頼したが、要求は却下された。娘たちが会いに来て母を助けるよう懇願したが、アッカラジュは軍の命令に背くことを拒んだ。妻の死を知ったときアッカラジュは深い後悔と悲嘆にひとり耐え忍ばなければならなかった。そんな父をクラは人殺し、臆病者とののしった。アッカラジュは父親として、弁解などは一切せず、ただ娘の気が済むまでののしらせた。

一方、キャサリンの反応はクラとは対照的であった。父が母を助け出そうとしたところで、結局母と同様に敵に殺されてしまうことがわかっていたので、決して父を非難したりしなかった。ところが、軍隊でのキャリアに急に嫌気がさしてしまっていた。彼女は人類に対して決して武器を使わないと誓い、UCASF に非戦闘員として参加することになった。

アッカラジュはコロニー攻撃中の勇気と軍に対する忠誠を評価され、UCA の旗艦 UCASF「ラバイアサン」号の艦長に任命され、提督に命ぜられた。彼のキャリアにおける重大な瞬間は、彼の私生活をも決定づけた瞬間でもあった。アッカラジュは UCA で一層忠実に任務に携わるようになっっていった。

クロヌス革命が勃発し、UCASF 総司令官の指令によりアッカラジュ提督はクロヌスに派遣されることになった。

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